フリースキーとラップの親和性

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フリースキーとラップの文化ってめっちゃ似てるなーと思い始めて早数年
今回はそんなとりとめのない内容を書き出してみます。


スキーでは自由な表現を求めて、撮影をして作品を作ったりしますが、ラップでは楽曲制作がまさにそれだと思います。一方でスロープスタイルやハーフパイプなどの大会を活動のメインにするのは、ラップバトルに出場することとイコールになると思います。

フリースキー、ラップどちらのシーンにも大会に否定的な人もいれば、大会をメインにする人もいて、もちろんどちらも両立しているスーパースターもいます。もちろん発信もせず大会に出ず、とにかく滑れればいいと言う人も多くいると思います。この辺りはそれぞれの考えなので何が良くて何が悪いってことはないと思いますが、フリースキーもラップもコアになればなるほど、どんなスタンスでそれに向かっているかというメンタル的な部分を大事にする傾向が強いと思います。

「大会で成績を残してプロとしてスキーを仕事にしたい」
「大会の決められたコースでは自分のしたいスキーを表現できない、楽しく無い」
「勝つためのスキーはフリースキーじゃ無い」
「フリースキーなのにレッスンで教えるってなに?」
とかね、みんなバラバラです。

時にそれが自分と違うスタンスの人を否定し小競り合いにつながるケースもあり、ラップ文化ではビーフ呼んでいます。アメリカのヒップホップシーンではビーフが過激になりすぎ人の命が奪われるようなケースに発展した事もあるようです。スキーでも過去にタナーホールのボビーブラウンへの発言なんか覚えてるかたもいるんじゃないでしょうか?

話が少し脱線しますが、自分がラップに興味を持ったのはSEEDAのテリヤキボーイズ(バーバル)へのビーフがきっかけでした↓

人の悪口言うのは良くは無い!とは思いますが、ビーフをラップの文化として捉えるとエンターテイメントだなーと感じたのを今でも鮮明に覚えています。自分はこれでラップに興味を持ち始めて、今では気に入った楽曲を買うようになりました◎



バトルでも言われるようにラップ(ヒップホップ)は「スタイルウォーズ」(STYLE WARS)なんですよね。そして自分はスキーも「スタイルウォーズ」だと思っています。大会を見ても、何を武器にして戦うかが選手それぞれで違います。

独創性と進化を見せ続けるヘンリックハーロウ
圧倒的なスムーズなスタイルのジョシーウェルズ
ぶっちぎりの「難易度」を武器にX-GAMESを3連覇したニックギャッパー

などなど選手の個性が戦いあっています。違う考えを否定する必要があるかは分かりませんがフリースキーヤーもそれぞれの信念を持って戦っていると思っています。
実際に自分もどれだけ仲の良い友達でも滑りのスタイル的に全然違うって事は往往にしてあるし、自分に出来ないトリックを誰かがやっていてもそのスタイルならその技出来なくても良いなって思う事もあります。




フリースキーやラップ以外でも「スタイル」という言葉がごく普通に使われているシーンでは、それぞれの価値観のズレによる軋轢が生まれることが当然あると思っていますが、いい意味でも悪い意味でもそういうもんですね。
そもそもスタイル的な話をすれば、今こうしてブログで何かを伝えようとする事自体ダサいって思う人がいても全く不思議ではありません。滑る事を仕事にするかしないか(=出来るか出来ないか)は別として、 他人がどう言おうと結局は自分がどうありたいか、というメンタルの部分が重要な気がします。

と、ここまで非常にまとまりのない感じになってしまいました。
ここまでの話でいくと、フリースキーをするには確固たるスタンスや哲学がないとダメなのかな?と思った方もいると思いますが、そんな事は全然ありません。 純粋に楽しい、面白い、やってみたいって気持ちだけで十分です◎
その中で自分なりの楽しみ方が見つかったらお釣りがくるレベルです。



最後に6年前くらいの谷村翼の言葉を紹介したいと思います。(超うる覚えすぎて 、つばさ間違ってたらごめん)「きんちゃんみたいなスキーヤー(自分と違うスタイルの人)がいるから自分のスタイルがより際立つ、自分とスタイルの違うスキーヤーはめっちゃ大事」これをきいてはっとしましたね、全員一緒じゃ自分の価値が上がらないわけですから。






P.S.
つい先日行われたKOKの大会前の出場者インタビュー動画を載っけておきます。
RAWAXXXの言葉やスタンスはラップ(ヒップホップ)たるものだと思いました。ビガッ!